「ハンドボールをやりたいけれど、コートがない!」
「体育館にコートを作るにはどうしたらいいんだろう?」
ハンドボール人気が高まっていますが、借りられるコートは現状少ないですよね。
それなら、自分たちでコートを作り、思いっきり楽しみませんか?
今回はハンドボールコートの作り方・必要なアイテムを紹介します。
ハンドボールコートに必要なもの

ハンドボールコートを作る前に、必要なものを揃えましょう。
- メジャー・巻き尺(50m以上測れるもの)
- ラインテープ・ラインカー(室内の場合はライン消し用もあると便利)
- 体育館またはコート(40m×20m以上の広さが確保できる場所)
ハンドボールゴール・ネットに関しては会場で借りられるか、もしくは搬入ルートがあるのかも確認しましょう。
ハンドボールコートを作る方法

では実際にハンドボールコートを作る方法を紹介します。
手順1.コートの外枠を引く
まずはコートの位置を決め、40mの横ライン(サイドライン)を引きます。
次に縦ライン(センターライン)を引くのですが、真っすぐ引くために一旦三角形を作ります。
1人がサイドラインの真ん中(20m)で巻き尺0mを持ち、1人がサイドラインの端(40m)で巻き尺50mを持ちます。
もう1人がサイドラインの真ん中から巻き尺21mを持ち、ぴんと貼ると、サイドラインと巻き尺で直角三角形になるはずです。
21mから1mサイドラインのほうに進み、20mの場所に印をつけて縦ライン(センターライン)を引きます。
同様に三角形を作り印を付け、40mの横ライン(サイドライン)を引けば外枠が完成です。
手順2.フリースローライン・ゴールエリアラインを引く
サイドラインの端に巻き尺8.5m、エンドラインに沿って0m、サイドラインに沿って17.5mをそれぞれ持ちます。
サイドラインの端の人は巻き尺9m部分に持ち替え、コートの内側に移動します。
巻き尺がたるまないように注意しながらサイドラインまで移動し、弧を描くようにラインを引きます。
これがフリースローラインになります。
今度は6m部分に持ち替えてラインを引けば、ゴールエリアラインになります。
同様に、反対側のコートにもフリースローライン・ゴールエリアラインを引いていきます。
手順3.残りのラインを引く
ゴール正面から4mのラインを引けばゴールキーパーライン、ゴール正面から7mのラインを引けば7mラインが出来ます。
また、センターライン中央からそれぞれ4.5mを引けば、交代ラインになります。
ゴールラインを引き、ハンドボールゴールを設置したら完成です。
まとめ

ハンドボールコートを作る方法について紹介しました。
- 手順1.コートの外枠を引く
- 手順2.フリースローライン・ゴールエリアラインを引く
- 手順3.残りのラインを引く
ハンドボールコートを自作し、さっそく練習や試合を始めましょう。